施設案内

大山守大場家郷士屋敷について

大山守大場家郷士屋敷について

大場家第三代清左衛門正治の時代、初代水戸藩主・徳川頼房の領内巡視の際の宿泊所として、また水戸藩南部の藩政事務所として、寛永元年~延宝4年(1624~1673)の間に普請されたと考えられています。
徳川260年の間に就任した11名の藩主の内6名が立ち寄り、中でも二代藩主である徳川光圀(水戸光圀)は4度宿泊した記録が残っています。
屋敷の庭園は光圀の命によって造られ、京都の庭園を意識した景観となっています。

平成16年から20年にかけて大規模な解体修理が行われ、およそ8割の建材を残しつつ当時の姿を再現、幕末期の大山守大家郷士屋敷に復元されました。
442㎡におよぶ建物内には農家造りの居住・役宅部と数奇屋風の格調高い御殿部(御殿・次の間・玄関・式台など藩主の御旅館として使用)があり、
外には藩主専用の長屋門を構えた茅葺造りの屋敷となっています。

家は代々水戸藩の大山守を務め、20数カ村の藩有林を管理するとともに、各村の庄屋の上に立ち、勧農、税の徴収・訴訟・治安等、広域にわたる藩行政にたずさわりました。
大山守大
家郷士屋敷は、当時の霞ヶ浦・行方地域の政治・経済・文化の拠点であり、その歴史を今に語り続けています。

施設内の見取り図

  • 入口・・御見学の方の入場は、通用門からとなっております。
  • 受付・・東蔵(資料館)内です。
  • 駐車場・・表門、通用門と道路を挟んだ対面に2面の駐車場がございます。

施設内の見取り図

施設概要

施設の管理運営 公益財団法人 大山守大場家保存協会
住所 〒311-3512 茨城県行方市玉造甲4533-3
電話/FAX 0299-55-3230
開館日 火・水・木・土曜日(年末から年始休館)
3/29~4/10は火・木・土・日曜日営業
開館時間 午前10時~午後4時(入館は3時まで)
入館料 小・中・高校生・・・200円(団体20名以上は150円)
一般・・・300円(団体20名以上は250円)
※団体様の場合は前もっての予約をお願いします。

※身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方で、手帳の提示があった場合、提示者1名及び付き添い者1名まで入館料が半額となります。

駐車場 無料
※大場家の正しい漢字表記は、大塲家となります。


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アクセスマップ

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お車でお越しの方

【常磐自道車道】
土浦北IC ⇒国道354号(霞ヶ浦大橋経由)・・・・・約45分

千代田石岡IC⇒国道6号 ⇒国道355号・・・・・約40分

【北関東自動車道】
茨城空港北IC⇒県道水戸・神栖線・・・・・約25分

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JR常磐線
石岡駅⇒[関鉄グリーンバス(かしてつバス)]⇒玉造下宿 下車・約45分 ⇒ バス停より徒歩・約5分

お問い合せ先

関鉄観光バス(株)TEL:0299-822-3727

関鉄グリーンバス(株)鉾田営業所 TEL:0291-33-3181