茨城県指定有形文化財大山守大場家郷士屋敷は平成24年3月11日、茨城県より公益財団法人の認定を受け、公益財団法人大山守大場家保存協会が管理、運営することになりました。
これもひとえに茨城県、行方市(旧玉造町)教育委員会、数々のご指導ご鞭撻を賜った関係諸官庁、諸団体ならびに関係者の方々に感謝の意を表したいと思います。
国には国の歴史があり、家には家の歴史があります。
大場家は桓武平氏の流れをくみ、常陸大掾氏の支族である玉造氏の家老として仕えました。
佐竹氏支配の時代を経て、江戸時代には代々水戸藩の大山守を務め、二十数か村の藩有林を管理するとともに広域にわたる藩行政に携わってきました。
大場家に伝わる1万点以上の古文書類、掛け軸や茶道具類も霞ヶ浦・行方地域の政治経済・文化の歴史を語るに欠かせない史料として大変貴重なものであると信じております。
是非、皆様には現地に来て頂き家屋や古文書類を見学して大山守大場家郷士屋敷の雰囲気を味わって頂きたいと思います。
この度、大山守大場家郷士屋敷がホームページを開設することになりました。
屋敷の現況、催し物や展示の状況などをお知らせしたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
平成25年1月15日
公益財団法人 大山守大場家保存協会
代表理事 大場正二